子供の健診と発育曲線

次女の2才児健診に行ってきました。

 

毎回のことながら、

なんの為の保健相談なのかなぁ、、、

なんだかな〜、、、

という気持ちで今日も帰宅しました。

 

私が住む自治体の保健師さんから必ず言われる・されるのが

・発育曲線の標準内であるか否か

・この年代に見合うくらいの簡単なゲーム感覚の検査をする

 

大事なことなんだと思います。

医学的にも必要なことなのかなぁとも思います。

 

例えば、身体に歪みがあったり生活が困難になる可能性があるか既に困難を抱えているかもしれない何かしらの問題を発見できるかもしれない。

 

でも母親の立場として気になるのはそういった医学的な視点からのことだけじゃなく、

 

・標準内に入っているかどうか

・ゲームがクリアできるかどうか

 

じゃないでしょうか?

私はついつい、そこが一番気になってしまいます。

そして、

 

標準内だったら→○

標準外だったら→☓

ゲームできたら→○

ゲームできなかったら→☓

 

の心になってしまうのです。

 

標準ってなんだ??

体重が軽い子もいれば重い子もいて、その子達を足して人数で割った“ただの数値”ですよね。

検査としては大事かもしれないけど、

あまりにも事務的で、、、

「標準内ですね。良かったですね。」

と言われました。

私はどんな気持ちになればいいんでしょうか?

わーい!標準内だ!と喜べばいいのでしょうか?

標準内であることが母親の高評価だと、ついつい無意識に思っていました。以前は。

 

・標準であること。

・できること。

そこにフォーカスを当てすぎているような気がしてならないのです。

 

成長の中で、一つ一つできることが増えて子供と一緒にその成長を喜ぶことはあります。

 

だけど他の子と比較して標準のことができた、標準以上のことができた。

と言った相対比較の中では親も苦しいし、子供も苦しいです。

標準(大多数)であること、にフォーカスを当てすぎると、大多数であることに価値があると勘違いしてしまいます。

 

宇宙にたった一つしかないこの命がこの2年4ヶ月、

お腹にいる時間も足したら約3年2ヶ月かけて、こんなに成長してこんなに毎瞬毎瞬笑って泣いて生きているんですよ!!!!

こんなに素敵な命の姿を見せてくれてるんですよ!!!

 

ただその感動の一点じゃないかと想います。

それを共に共有する社会の方が素敵だな、と私は想います。