無用者階級

この言葉を聞いてどんなことを想像しますか?

 

 

これからそう遠くない未来、

 

無用者階級と呼ばれる階級ができて、

 

大抵の人たちはその部類に入る。

 

AIの出現と進歩によって

 

人間の意味、価値はここまでなくなってしまうのか。

 

でもそんな階級ができなくても

実はもうすでに

人の存在の意味価値を感じにくくなっていませんか?

 

 

無用者階級なんて

今に始まったことでもなく、

 

これまでもずっと

人の無意識深くにあったことです。

 

 

狩猟採集時代は弱い人間は死に、強い人間が生きる。

弱い人間は自然と淘汰された時代。

 

王の元に国や地域がつくられた時代は

王以外の人間は王の奴隷だった時代。

 

資本主義が広がる現代では

人間はお金によって意味価値付けされています。

 

 

人類が誕生した最初のあたりから

人類は何かしらに支配され、

奴隷のような生き方を繰り返してきたのです。

 

だから無用者階級という言葉が出現しても

 

「へぇ〜。そうなんだ。嫌だなぁ、、、」

 

くらいですよね。

 

 

急に、

「はい。今日からあなた無用者階級ね。」

と言われれば

「そんなことない!」

と反発もするかもしれません。

 

 

でもジワ〜っと

水が流れて染み渡っていくように

静かに

徐々に

浸透していけば

「そっかぁ〜。」と

この階級を無意識に受け入れてしまうかもしれません。